ヘビーリスナーオススメのラジオの聴き方は「聞く」と「聴く」を使い分けること!

ラジオが面白いって聞いたけど、夜中に起きて聞くのは無理だなあ

どんなタイミングで聞いたらいいんだろう?

こういった疑問にお答えします。

ラジオは楽しみ方が2通りある

僕は毎日のようにラジオを聴いていますが、結論、ラジオは「聞く」と「聴く」を使い分けるといいです。

使い分けるというのは、簡単にいうと、

  • 仕事をしながら片手間に「聞く」
  • 作業をしながら本気で「聴く」

の違いがあります。もう少し詳しく解説します。

「聞く」と「聴く」の違い

「そういえば、聞くと聴くの意味の違いってなんなんだろう?」と思ったことはありませんか?

ラジオに限らず、この2つはそれぞれ意味が違います。違いは以下です。

  • 聞く:耳に入ってくるという意味。自然に聞こえてくるイメージ。
  • 聴く:意識して耳に入れるという意味。目的があるイメージ。

つまり、BGMとしてラジオを活用する場合と、エンタメとして消費する場合の2通りがあるということです。

この2つの活用方法をしっかりと使い分けると、ラジオをもっと楽しく聞くことができます。

片手間で聞くとは

まず、ラジオを片手間で聞くことから解説します。片手間というと少々失礼に感じるかもしれませんが、実際にはラジオ番組はこの聞き方をしている人が最も多いでしょう。

また、実はテレビも画面を見るというよりは常に垂れ流しているご家庭が多いのではないでしょうか?テレビの場合は視覚的な情報も多いため、聞き流していると内容が入ってこないものです。

その点、ラジオは常に音だけで情報を伝えます。そのため、聞き流していても大まかな内容はちゃんと耳に残るような作りになっています。

何かメインで取り組むことがある時に、BGMとして流しておくと集中力を保ちやすいです。

また、片手間で聞く時は音量を少し下げましょう。音が大きいと集中力が削がれてしまうため、結果的にメインで取り組むことのパフォーマンスが落ちます。

それでも聞いていて気になる音楽は、だいたい神曲です。僕はこの聞き方で、King Gnuの『白日』を聞いて沼にハマりました。主題歌となっていたドラマは見ていませんでしたが、ラジオから入って今ではすっかり大ファンです。

では、どんな時なら片手間聞きが有効なのでしょうか?僕が考えるオススメのシチュエーションは以下です。

片手間で聴けるシチュエーション

勉強中

まず、勉強中のBGMにはぴったりだと思います。実は、研究ではBGMは作業効率を下げるというネガティブな結果が出ています。しかし、BGMをかけるメリットもあります。

完全に無音の状態だと、勉強の息抜きをしたいと思った時に別のことをする必要があります。例えば、席を立って飲み物を買いに行く、友達と雑談するなど。

でもこれって、再び机に向かう負荷が高いと思いませんか?友達と話していたら1時間も経ってしまったというのは経験があるかもしれません。

ラジオなら、一度切れた集中力を回復して机に向かうのが簡単です。息抜きにラジオの音声に耳を傾けて、リフレッシュしたら再びその場で勉強に戻るだけです。言葉で説明すると胡散臭く聞こえますが、総勉強時間という面ではラジオを聞き流すといいと思います。

仕事中

仕事中に聞くことができる人も、同じように聞き流すといいと思います。個人的には仕事中に人に話しかけられるのが嫌いなので、イヤホンで壁を作って集中力を保っています。

仕事中イヤホンが禁止されている職場ではルールに従ってください

読書中

読書中にもBGMとしてラジオを聴くのはオススメです。シーンとした空間で本を読むよりも、喫茶店のような少し話し声の聞こえる空間の方が自分の世界に入り込むことができます。

FM局はオシャレな音楽が聴ける番組も多いので、読書にはぴったりかなと思います。

本気で聴くとは

次に、ラジオを本気で聴くことの解説です。簡単にいえば、ラジオの音が最優先という状態で聴き、聞き終わった後に番組のどこが印象に残っていたのか説明できるくらいの集中具合を指します。

番組の内容をちゃんと理解して、放送を聴くことに時間を使うイメージです。

そのため、音量は大きめにして聞きましょう。パーソナリティの息遣いなどまで楽しめるといいです。

また、しっかりと番組を聴くと番組にメールを送って楽しむこともできるようになります。生放送の番組であればテーマメールを送って番組を一緒に作り上げていく楽しさがありますし、渾身のネタメールを送って笑いを巻き起こすのもいいでしょう。

こうした聴き方をし始めると、もう後戻りができなくなります。自分のメールで番組が盛り上がっていく様子は何物にも変えがたい幸福感があります。

ラジオのメールの送り方は以下の記事を参考にしてください。読まれる確率がグンとアップします!

また、メールを送るのは少し難易度が高いという方は番組のハッシュタグをつけてツイートするだけでもいいでしょう。人気番組であれば数千人の人がツイートしていますので、みんなで一緒に聴いている感じが楽しめます。いろんな見方があって面白いですよ。

では、ラジオを本気で聴けるシチュエーションとはいつでしょうか?僕が考えるオススメのシチュエーションは以下です。

本気で聴けるシチュエーション

筋トレ中

まず、筋トレ中はラジオを集中して聞くことができます。筋トレは基本的に「時間」と「回数」の管理ができればいいので、あまり頭を使ってトレーニングをすることはないと思います。もちろんフォームを気にしたりはしますが、どちらかというと決まったメニューを確実にこなすことが大事ですよね。その点ではラジオは非常に効果的です。

僕の場合は、「この番組を聴く時は必ず筋トレをする」と決めています。強制的に1時間〜2時間くらいをラジオに捧げるため、その時間を筋トレに充てると決めたことで筋トレを継続できるようになりました。

ラジオは習慣のメディア。番組ごとに聴きながらやることを決めておくと継続できますよ!

ランニング中

ランニング中にもラジオが効果的です。とはいえ、本気でタイムを測ったりしながら走る人には向いていません。ゆっくり走りたい人に向いています。トレーニングメニューでいうとLSD(Long Slow Distance)が一番いいと思います。

メールを送ったりすることはできませんが、番組を一人でじっくり聴きたい人にはオススメです。

番組が面白いからといって走っている最中にニヤニヤしないでください。声をあげて笑ったりすると不審者扱いされ、最悪の場合通報されます

料理中

料理中もオススメです。料理は目と手を使ってするので、耳だけを使って楽しめるラジオは集中して聞くことができます。レシピ通りに作るというルーティンワークのようなものなので、ラジオを聴くタイミングとしてかなりオススメです。おそらく、こうした聴き方をしている人はけっこう多いと思います。

料理が面倒だと思っている人もいると思いますが、1時間番組を聴きながら料理するとちょうどよく出来上がるのでおすすめです。

少し音量は抑えておきましょう。油を使った料理は音も聞いておいた方が安全です。くれぐれも火事には注意してくださいね。

作業ゲー中

作業ゲーをしている時も聴きやすいと思います。僕の場合だと、パワプロのサクセスやドラクエウォークなどの時にラジオを聴きながらゲームをしてます。

レベル上げなどはほぼ単調な作業なので、もうほとんどラジオを聴く時の手持ち無沙汰を解消するためにやっていると言っても過言ではないです。

また、1時間とか2時間とか時間を決めてゲームをできるので、やりすぎを防ぐこともできます

片手間で聞きやすい番組

基本的に音楽中心の番組は片手間で聞きやすいです。その中でも特に洋楽中心だと、聞き入りすぎずに作業に集中できるのでいいでしょう。

音楽中心、その中でも洋楽をよく流すとなるとJ-WAVEの番組がいいと思います。僕がよく聴く番組の中で、洋楽が多いのは以下の3つです。

本気で聞くと面白い番組

本気で聴く場合、やはり中心は芸人さんのラジオになると思います。

となるとAM局の中でもニッポン放送TBSラジオは外せません。超有名な芸人が下ネタも交えてくだらないことを話す番組は以下の2つ。

  • ANN(2020年で芸人がやっているのは、木・金・土)
  • JUNK(月〜土まで芸人が担当)

終わりに

今回はラジオの聞き方についてまとめてみました。

「聞く」と「聴く」を使い分けて、楽しいラジオライフを送ってくださいね!