最終更新:2026年8月24日
中小企業診断士の一次試験科目「経営法務」について、独学で合格したときのやり方を2026年向けに整理し直しました。法律は改正されるため、この記事は勉強の組み立て方を中心にし、細かな数字や制度は最新教材と公式情報で確認してください。
経営法務は「全体像→違い→数字」の順で覚える
僕は最初から期限や議決要件などの数字を丸暗記しようとして、かなり混乱しました。先に「誰を守る制度か」「どの場面のルールか」を押さえ、似た制度の違いを表にしてから数字を載せる方が定着します。
- 会社法:機関設計、株式、組織再編など
- 知的財産:特許・商標・意匠・著作権の保護対象と期間
- 民法・契約:意思表示、債権、契約上の責任など
出題範囲や法改正の反映は年度で変わり得ます。勉強を始める前に、中小企業診断協会の試験案内と、その年度に対応した教材を確認します。
一次試験の勉強法
1. 用語を自分の言葉で一行にする
条文をそのまま覚えるより、「この制度は何のためにあるか」を一行で説明します。説明できない用語だけテキストへ戻ると、復習範囲を絞れました。
2. 似た制度を横並びにする
株主総会と取締役会、特許と実用新案など、混同しやすいものは「対象・手続・期間・効果」の4列で比較します。単独の暗記カードより、違いを問う選択肢に対応しやすくなります。
3. 過去問で問われ方を確認する
公式の過去問題を解き、間違えた理由を「知識不足」「読み違い」「改正点」に分けます。年度の古い問題は、現在の法令と答えが変わる可能性があるため解説を確認します。
二次試験とのつながり
経営法務が独立科目として出るわけではありませんが、助言が法令や契約を無視してよいわけではありません。二次対策では法律論を広げすぎず、与件文にない前提を勝手に足さないことを優先しました。
教材を選ぶ基準
法改正対応の明記、過去問解説の新しさ、比較表の見やすさで選びます。僕なら基本テキストを一冊に絞り、問題集を反復します。通信講座を検討する場合も、教材の更新年度と質問対応を先に確認します。
独学・通信・通学の選び方は、中小企業診断士は独学・通信講座・通学のどれがいい?にまとめています。
まとめ
経営法務は、細かな数字だけを見ると苦しくなります。制度の目的と全体像を先に作り、比較表と過去問で違いを詰めるのが、僕には一番続けやすい方法でした。