入院中にオススメのオンライン資格学習サービス3選【入院で圧倒的成長】

急病で入院生活を余儀なくされた会社勤めの人が直面する問題として、「暇」「不安」があります。

入院中は、もちろん治療はあります。しかし、基本的にどんな病気でも安静にしているように言われると思います。そんな時、せっかく仕事をしなくて良い自由な時間をどう使えば良いのか分からない!という贅沢な悩みが出てきます。

入院中の暇つぶしとしてメジャーなのは読書や携帯ゲーム、クロスワード数独ですが、社会人であればこの時間を有効に使って資格勉強や自分の趣味を広げる時間に充てたいと思う方もいるでしょう。

今回はそんな充実した時間を過ごしたい社会人の入院患者さんにオススメのオンライン資格取得&学習サービスをご紹介します。

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ちなみに僕も絶賛入院中(2019年11月26日現在)で、今回紹介するサービスを利用して学習を進めています!治療は大変ですが、オンライン学習サービスを利用することで周囲から遅れてしまうといった焦燥感が消え去り、精神的に支えられている気がしています。モチベーション維持にもオススメです!

では、見ていきましょう!

ビジネス系の難関資格取得を目指すなら「スタディング」

こんな人にオススメ!

  • 難関資格、国家資格にチャレンジしたいと思っている方
  • 通勤通学などのスキマ時間を使って効率よく学習を進めたい方
  • 入院中でも病室で気軽に学習を進めたい方

まずご紹介するのは、スキルアップを目指す社会人にオススメの資格勉強がオンラインでできるスタディング」です。

難関資格の講座も準備されていて、長期の入院を控えている人はじっくり勉強して資格ホルダーになることもできるかもしれません。

スタディングのここが良い!

充実した「王道」講座

個人的にスタディングの学習サービスでオススメしたいことは、社会人のスキルアップとして王道の講座が揃っているところです。

スタディングで学べる社会人向け講座は以下の通りです。

【法律系資格】

【会計系資格】

【ビジネス・実務系資格】

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僕が中小企業診断士の資格を持っているので補足しますが、中小企業診断士の資格を持っていること自体の価値もありますし、なによりこの資格勉強で得る知識は会社の経営陣と視座を合わせる上で非常に大切なものです。経営陣に「話のわかる奴」と思われたいなら、中小企業診断士にチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか!

【不動産向け資格】

【ビジネススキル系講座】

【IT系講座】

  • ITパスポート

以上、社会人にとっては非常に魅力的な資格勉強の講座が準備されていることが分かったのではないでしょうか?

パソコン・スマホタブレットで気軽に勉強できる

スタディングの標準的な勉強方法は、オンライン講座の視聴です。そもそもは通勤時間やスキマ時間に効率よく学習を進められるように開発されている教材なので、テレビ番組を視聴するようなスタイルで学習を進められます

なお、音声講座も準備されているため、ラジオのように聞き流すことでも勉強ができます。画面を見て勉強することができない状態でも資格勉強を進められるのは、モチベーションの継続にもなりますね。

もちろん、講座は見るだけではありません。問題演習もしっかりと準備されており、知識の定着具合を確認することができます。こちらも各デバイスで簡単に解答可能です。

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オプションで学習マップの冊子版を入手することも可能なので、試験本番の最終確認で利用したい方はそちらも検討してみると良いと思います!

IT系の知識を広く身に付けたい、プログラミングに触れてみたいなら「Udemy」

こんな人にオススメ

  • 習得したいスキル(プログラム言語)が明確で、年収アップのために学習しているエンジニア
  • テクノロジー、ビジネスに関するスキルアップに関心が高い方(特にAI・機械学習を学んでスキルアップを検討されている方)
  • Adobeのソフトなどウェブデザインを学びたいと考えている方
  • 仕事に関連して、スキル獲得や資格取得が必須な方
  • 転職、再就職、副業のために自己投資を検討している方

シリコンバレー発の世界最大級オンライン学習プラットフォームとして有名なUdemyでは、プログラミング学習など主にIT系の知識を身に付けられる講座が数多く揃っています。

実は私も以前、このUdemyでプログラミングを勉強したことがあったのですが、現在はその時の知識を生かしてとあるアプリ制作会社でも働かせていただいております。初学者に優しいコンテンツが充実していて、非常にオススメの学習サービスです。

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ちなみに、僕は入院中にも新しく講座を購入してチマチマと学習を進めております。英語圏のテキストも数多くあるので、語学の勉強にもなっています。Udemyは何かにつけて大特価セールを行うことがあるので、そのタイミングで気になる講座をまとめ買いしておくと良いかもしれません!

GWにUdemyで勉強した時の記事です。

Udemyのここが良い!

受講者が多く、講座のレベルも細かく準備されている

全世界で利用できるUdemyですが、公式の発表では以下のような巨大な学習プラットフォームとなっています。

<利用者実績>

受講者数:約3000万人

講師数:約42000人

講座数:約10万 

※2019年5月現在 すべて世界全体での数

Udemy公式発表より

10万の講座から選ぶのは難しいと思うかもしれませんが、受講者によって高評価を受けている講座を選んだり、初学者向けのカテゴリから選んだりすると意外と簡単に選べます。

巨大なプラットフォームということは、それだけ良質なコンテンツが集積しているということです。その良質なコンテンツを利用して学習すれば成長角度が一気に高まります。

プログラミング以外にAdobeソフト等のウェブデザイン講座もある

僕はプログラミング学習のためにUdemyを利用していましたが、ウェブデザイン関連の講座もいくつも準備されています。こちらも初学者向けから専門的な講座まで幅広く準備されているため、ウェブデザインに興味のある方からより高度なスキルを身に付けたい方まで様々なニーズに応えてくれます。

特にIT系の企業に勤めている方は、知っておいて損はないコンテンツです。時間の無駄にはならないので、入院中に暇してるならちょっとデザインをかじってみるのはいかがでしょうか?

分からないところは講師に直接質問できる

僕がUdemyで非常に便利だなと思ったのは、講師に直接掲示板から質問ができることです。

プログラミング学習で最初につまずくのは、おそらくプログラミングの学習を始めるための環境構築の部分です。この部分は大抵の講座で詳しく説明してくれていますが、それでもバージョンの違いやOSの違いから思うようにいかないことが多いです。

そんな時、担当講師の方に具体的に質問ができる環境があるというのは非常に便利です。講師によって返信の速さは異なると思いますが、僕が購入した講座の場合は遅くても24時間以内には返信がありました。

また、他の受講者がつまづいた部分も質問ログ的な感じで覗けるようになっているので、そちらを参照して自分で進めることも可能です。自学自習にもってこいのサービス設計になっています。

とにかく安く資格取得をしたいなら「オンスク.JP」

こんな人にオススメ!

  • 就職の為に資格取得を考えている学生
  • 資格を取得してキャリアップをしたいビジネスマン
  • とにかく低料金で資格取得をしたい方

どのくらい入院するか分からないし、中途半端に進めてお金を無駄にするのもなあ。。と思っているあなたには、低価格で色々な資格勉強ができる「オンスク.JP」をオススメします。ビジネスパーソン向けの講座から主婦や学生向けの講座まで幅広くラインナップされています。趣味の延長で受講できるような講座もあるので、気軽に始めやすいのも特徴です。

オンスク.JPのここが良い!

月額980円で色々な資格講座が受け放題!

先述の通り、色々な資格の勉強ができます。公式情報によると、講座のラインナップは以下の通りです。

社会保険労務士行政書士宅建、ビジネス実務法務3級、FP3級、証券外務員二種、日商簿記3級、 ITパスポート、秘書検定2級3級、サービス接遇検定準1級2級、登録販売者、販売士3級、 衛生管理者、危険物乙4、マンションマエストロ検定、気象予報士色彩検定2級、色彩検定3級、 HSK3級、HSK2級、アロマテラピー検定1級2級、世界遺産検定3級、夜景検定2級3級、 数学検定3級、きもの文化検定5・4級、誰でも簡単!ボールペン字講座、ワインソムリエ講座 すぐに話せる中国語講座

株式会社オンラインスクール公式情報より

社労士や行政書士などビジネスパーソン向けの講座から、世界遺産検定や夜景検定など趣味で受験する方もいそうな資格がラインナップされています。これら全てを月額980円で受けられるというのは、やる気次第ではとんでもない数の資格を低価格で取れてしまうかもしれません

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ちなみに僕は世界遺産検定1級を持っていますが、飲み会などで自慢できるのと、旅行に行く時に世界遺産のバックグラウンドを押さえた上で旅程を決めて歴史を辿るという楽しみ方ができるようになりました。資格勉強という感じではなく、普通に楽しく学習していたら取れてしまったのですが。笑

旅行業に携わっている方は、世界遺産にこだわりを持つお客さんに対して接客の質が向上したり、もしかしたら人事評価にもつながるかもしれませんね。

1コマ10分でスキマ時間にサクサク進められる!

オンスク.JPでは、1コマの時間が約10分となっています。この長さであればスキマ時間に効率よく学習が進められます。また、復習機能のついた問題演習もあるので、知識の定着具合を都度チェックできるのも非常にありがたいサービスですね。

僕も入院していて思うのですが、入院中は「暇だけど、採血やら血圧測定やら先生との面談やらでチョコチョコ時間をとられる」という、集中力が続かない状態になりがちです。そんな状況の中ですと、やはり10分単位で学習を進められるというのは非常にありがたい長さだと思います。もしかしたら育児中のママさんも勉強しやすいかもしれませんね!

参考:オンライン学習サービスを利用するならSmafiのモバイルルーターがオススメ

今回ご紹介したのは全てオンラインで学習できるサービスですが、入院中にネット利用を増やしてしまうと通信費やパケット代が大変なことになってしまいます。まあ、ギガホなら問題ないかもしれませんが、、、

そこで、そもそも論として「常日頃からWi-Fiを持ち歩く」という選択肢をご紹介いたします。

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僕はかれこれモバイルルーター歴3年目になりますが、自宅でも外でも同じようにネット環境が整うことの利便性をかなり感じています。皆さんもぜひ。

Smafiを使用するべき人とは?

  • 一人暮らしの人
  • 外で動画を見ることが多い人
  • ノマドワーカーの人
  • 入院する機会が多い人

Smafiのここが良い!

場所を選ばない

まずモバイルルーターを使用する最大のメリットは、ネットを利用する場所を選ばないことです。最近ではカフェやファミレスでもフリーWi-Fiを提供するようになってきましたが、どうしてもフリーWi-Fiだと接続が不安定だったりセキュリティ上の問題点があります。

その点、モバイルルーターを持っていればいつでもどこでも自分だけのネット環境を準備することができます。もちろん接続も安定していますし、セキュリティ上の問題点もクリアです。(地下のお店など、ネットが繋がりにくい環境はもちろんあります。)

3年間定額で使用可能

モバイルルーターを契約するにあたって気になるのは月額いくらかかるのか、という点だと思います。

Smafiは月額3,590円で3年間定額使用することが可能です。

「それってお得なのか分からないんだけど、、、」という方もいらっしゃるでしょう。

他社の料金プランを見てみると、1年目の利用料はSmafiよりも安いところがありますが、2年目から段階的に料金が値上げされていきます。最終的には月額4,000〜4,500円程度を支払うことになることが多いです。

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個人的に使用している感覚からすると、モバイルルーターを持ち歩く生活に慣れてしまえば3年くらいあっという間に過ぎてしまいます。かなり便利で手放せなくなると思うので、3年間定額で利用できるのはオススメです!

自宅用としてもサクサク使える

モバイルルーターを検討する方の中には、自宅用の据置きタイプの方が性能が良いと思っている方もいらっしゃると思います。

僕が3年間使用している感覚からすると、モバイルルーターと据置きタイプでは通信速度に大きな差はありませんモバイルルーターでも普通にサクサク動画を視聴することができますし、特に通信状態が悪いなと思ったこともありません。むしろ、ちょっと不具合があった時にはルーターの位置を調整したりしやすいので、モバイルルーターの方が通信環境を安定させやすいのではないかと思っています。

現在入院している病室でも使用していますが、非常に安定した通信環境です。オンライン学習を進めたり、映画を観たりと、充実した入院生活を送れているのは間違いなくモバイルルーターのおかげかなと思います。

申込が簡単で、届いたらすぐに使える!

家にネット回線を引こうとすると工事やら大家さんへの許可やらで時間も手間もかかってしまうことがあります。

Smafiの場合はそもそもネットを引くための工事が不要なので、申し込んでしまえばあとは機器が届くのを待つだけです。届いたらSIMを挿してもう使えます。すぐにネットを使える環境が整うのは非常に嬉しいですよね。

入院中に名作映画を楽しんだりもできますよ。

まとめ

今回は入院中にオススメのオンライン学習サービスを3つご紹介しました。

普段から目標を持って生活している社会人の皆さんは、突然の入院で様々な不安を抱えることもあると思います。「同期と差がついてしまうのではないか」「出世に響くのではないか」と、悩みは尽きません。

そんな不安な気持ちを解消するためにも、オンライン学習サービスを利用するのはオススメです。比較的自由に使える時間をスキルアップに充てることで、精神的な安定を図れます。

退院する頃には自分の知らなかった自分に出会えるかもしれません。気軽に始められるサービスもあるので、興味のあることからやってみると良いのではないでしょうか?

僕も早く治します!

【血栓性血小板減少性紫斑病】採血経過報告(11月14日〜11月21日)

採血結果は良好です!

11月14日から11月21日までの採血の経過が出たので、以下掲載します。

血小板の数は正常値で安定してきており、次回の採血で大きな変化がなければ股関節に入っているカテーテルを外してOKということでした。

また、プレドニンステロイド)の数は今週から12錠→8錠に減量されています。数値に変化がないのでこちらも問題なく進んでおり、来週には6錠に減ると思われます。

いよいよ回復してきたなという思いがありつつ、心のどこかではまだ油断はできないなあ。。と思っている今日この頃です。

これだけだとだいぶ短い記事になってしまうので、治療に際して現在直面している悩みを2つご紹介します。

TTP患者が抱えている悩み(24歳、男)

悩みその1:筋力の圧倒的な低下

まず、筋力が異常なほどに落ちてしまいました。

僕の場合は股関節にカテーテルを挿入しているため、基本的になるべく歩かない生活を強いられています。トイレに行く時くらいしか歩きません。そのため、足腰が非常に弱くなっております。

どのくらい弱っているかというと、階段を上がろうとすると筋肉がピキッとなって激痛が走るレベルです。片足では自分の体重を支えるのに不十分なほど筋力が低下しております。もしかしたら寝ている時間が多くて筋肉を動かしていないため、腱が痛んでいるのかもしれませんが、とにかく階段がキツすぎて嫌になります。笑

腹筋に関しては毎日ちょこちょこ鍛えているのでまだ大丈夫です。腕や胸も自重トレーニングで少しは維持できている感じです。とにかく足の筋肉が落ちてしまって大変です。重さでいうと5キロくらい体重が落ちたのですが、その大半は太腿とふくらはぎの筋肉なんじゃないかと思っております。

カテーテルを抜いたら病院の中を歩き回ってドラクエウォークでもやろうかなと思っています。笑

悩みその2:プレドニンの副作用

現在服用しているプレドニンというステロイドの薬があるのですが、この薬の数々の副作用にも悩まされています。

まず、夜眠れないこと。覚醒した感じになってしまい、睡眠のリズムが乱れています。2時寝4時起きとかそんな感じの毎日を過ごしています。

次に、食欲の爆発。ただでさえ足りなかった病院食がさらに物足りなく感じるようになりました。ただ、この食欲に負けてしまうとムーンフェイスといってむくんだ顔になってしまったり、最悪のケースで糖尿病になってしまうのでじっと我慢しています。我慢できない時はガムを噛んでいます。

最後に、風邪と肌荒れ。免疫力が低下するので非常に風邪を引きやすい状態になっています。先日屋上で洗濯をしていたら、それだけで発熱をしました。かなり体が弱っているなと思います。肌荒れは日に日にひどくなっている感じです。季節的に乾燥しているのもありますが、頭皮の痒み、ニキビっぽい発疹などがひどいです。小鼻が角栓でボコボコになっています。早く治したいです。。

まとめ

採血の経過は順調で、あと2週間くらいで退院まで行けるのではないかと思っています。

ただ、まだまだ油断はできません。原因も分からずこの病気を発症しているので特に注意した方が良いこともわかっていませんが、ひとまずは安静にしていようと思います。

【血栓性血小板減少性紫斑病】採血経過報告(11月9日〜11月16日)

1週間の採血経過報告です。

今週は血漿交換を2回実施しましたが、アレルギー反応もなく順調に進みました。

検査結果も良好です。以下、採血の結果です。

11月9日〜11月16日分

まず、18番の血小板数です。11月16日時点で19.5万と正常値になっています。11月14日から20万あたりになっているため、減らずに済んでいると判断されています。この調子で進むことを願いつつ、来週は血漿交換の回数を1回に減らす予定です。

今後の計画としては、週1回の血漿交換でも血小板が減らなければ、血漿交換治療を一旦やめ、ステロイドの投薬治療のみにして経過観察を行うと説明されています。現在飲んでいるのが12錠ですが、これが4錠くらいまで減らしても問題なければ退院して外来で投薬治療を継続する、という流れです。そのため、退院は12月の初旬〜中旬になると思われます。

まだここからガクンと落ちる可能性もないとは言えないので油断はできませんが、ひとまず体調も安定しているのでこのまま治ってくれればいいなと思います。

さてもう1つの問題点である貧血についてですが、16番の血色素量が貧血の程度を示しています。改善傾向にありますが、基準値以下でウロウロしていますね。。。

もともと貧血気味だったわけでもなく、むしろマラソンとかをやるような人間なので、こちらは本調子ではないのかなという感じです。まあ、股関節にカテーテルが入っている関係で寝ている時間が多いこともあり、運動を再開したら多少はよくなるのかなと思っています。こちらは気長に回復を待ちます。

来週も結果が出たらここでご報告します。同じ病気で悩む人やご家族に回復の経緯を知ってもらえるような内容になればと思って簡単にメモをしているので、誰かの不安を解消できていればいいなと思います。

TTP入院中にフォレスト・ガンプを見た感想(若干ネタバレ有)

入院生活も半月近く経ち、治療は続いているものの経過良好のため元気に過ごしております。

ただ、夜あまり眠れません。元々深夜ラジオリスナーで夜更かし耐性があることや、ステロイド剤を飲んでいるため眠くなりにくく、時間を持て余しております。

そんな時に、Amazonプライム会員の僕はよく映画を見ているわけなのですが、今回は不朽の名作と名高いフォレスト・ガンプ/一期一会」を視聴しました。難病で入院している身としては、この作品に込められたメッセージが強く突き刺さったように思ったので忘れないようにメモがてら感想を記しておこうと思った次第です。

なお、ネタバレが含まれますので楽しみたい方はサラッと読むのがオススメです。

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フォレスト・ガンプの超簡単あらすじ

人より知能指数は劣るが、純真な心と周囲の人々の協力を受けて数々の成功を収めていく"うすのろフォレスト"の半生を、アメリカの1950〜80年代の歴史を交えながら描いたヒューマンドラマ

Wikipediaより引用)

引用で済ませる手抜きっぷりですが、確かにこういうお話だったのでいいですかね。笑

都合のいいようにいいことが起こっていくので人によってはリアリティがないという方もいるかもしれませんが、当時のアメリカの歴史を登場人物の人生に重ね合わせた描写も多くなっているので、個人的には無理やり感があっても作者の思いが乗っているような気がして好きでした。

入院中の自分と重ね合わせたシーン

普通に見てもおそらく色々な感情が生まれたとは思いますが、入院中の自分が特に考えさせられたシーンをいくつか紹介しつつ、考えを書いていきます。

足に器具をつけているフォレストがいじめっ子に追いかけられるシーン

まず冒頭のシーンです。

背骨が曲がっているからという理由で足に矯正具をつけて生活しているフォレストを、いじめっ子たちが石を投げながら追いかけるシーンです。

このシーンを見て、生まれながらに変えられないことを嘲ることの愚かさや虚しさを感じました。それはフォレストがかわいそう、という話ではなくて、いじめっ子に対しての憐憫の情です。

難病で入院してみて、僕自身も家族や職場の人との感じ方の差があることに気づきました。僕が発症したTTPという病気は発症原因が不明で、正直言ってどんな生活をしていても発症のタイミングはわかりません。お酒を飲みすぎたとか、疲れが溜まっていたとか、そんなのが原因ではなく、唐突に訪れる病です。僕自身はそのことを痛感しているため、周囲の人に生活習慣や食生活を注意されても違和感しかないです。

自分では変えられないもの、努力でどうにかできるものではないことに理屈をつけて納得するという行為の無意味さをこのシーンで感じました。走れない奴がいるから追いかけていじめてやろうという子供じみた短絡的な考え方って、実は僕の周りの大人も持ち合わせていて、知らない間に人を傷つけているんだなと。

今の僕にとって、「体に気をつけて生活しないとね〜」という言葉は無意味です。気をつけていても発症すれば3日くらいで瀕死になるのですから。だったらむしろ、毎日を後悔せずに生きる方へ舵を切るべきだと思っているくらいです。貯金とかもあまり考えたくない。いつまで生きられるか分からないのだから。

これが生活習慣病なら話は別なのかもしれませんけどね。

フォレストが軍隊に適応し、士官から褒められるシーン

知能指数が低いフォレストですが、素直で従順な性格は軍隊と非常にマッチします。そのおかげで指導官に将来を期待されるシーンがあります。

人の生き方は千差万別ですが、言われたことを素直にやること、力に逆らわずに生きることで成功するというコンサバ的な考え方がこのシーンで表現されている気がしました。

入院中の僕が思ったのは、このフォレストの生き方、軍隊での成功の仕方は今の僕が選ぶべき生き方ではないということです。

人の言うことを聞いていれば成功する、というのはあながち間違いではないと思います。が、それは人生が計画的に進められる環境がある人に限ります。僕の場合はいつ病気が再発して計画が崩れてもおかしくない人生を歩んでいるので、なんだか道半ばで死にそうな気がしています。笑

生きたいように生きること、10年先を予想するより明日を楽しむためにどう生きるかを僕は考えていきたいなと思いました。

ジェニーが落ちぶれてストリップ劇場で歌うシーン

歌手になる夢を追っていたジェニーですが、紆余曲折あってストリップ劇場で働いていました。客のセクハラに耐えつつ働くジェニーの姿をみたフォレストはジェニーを外に連れ出してしまうというシーンです。

このシーンはアメリカらしさを表しているなというのが率直な感想です。私たちが目にするのは、アメリカンドリームを追いかけて無事に夢を叶えた人についてですが、大半の人はジェニーのように辛酸を舐めて苦しみ、挫折して故郷に帰ったりしているわけです。

このシーンでは病気を再発した時の僕の心境とジェシーの姿が重なってしまう部分が多く、複雑な気持ちになりました。夢に向かってゴリゴリ頑張っていたのに、理由も分からない病気で強制的にストップをかけられてしまった絶望感。仕事を休まなくてはいけない不安感。社会から置いていかれる焦燥感。色々な感情がこのシーンで湧いてきてしまい、見ているのがちょっと辛かったです。

最終的にはハッピーエンド寄りで終わるのでまだ救いがありましたが、果たして僕の人生はどうなるのかな、という不安を強く感じました。

この辺は退院してから気持ちが変わるのかなーとも思います。

ダンが両足を失い、名誉の死を遂げることができず絶望するシーン

フォレストが真っ直ぐな思いで助けただけですが、両足を失った状態で生き残るよりは戦場で華々しく散った方が名誉ある死だったのに、、というダンの絶望が描かれたシーンです。

退役軍人の生活は今も昔もあまりいいものとは言えず、作品中のダンのようにほぼホームレスのような生活をしている人もいます。その生き方を選ばざるを得なくなるのなら、いっそ戦場で死んでしまった方がよいと思う軍人がいることも確かです。

このシーンで僕は、人の死のタイミングに干渉することの難しさを感じました。自分が死の瀬戸際にいたこともあって思ったのですが、善意で助けた後のその人の生活に責任を持つことができるのか、というのは永遠のテーマでもあります。

生きていればいいことがある、と言うのは嘘ではないかもしれませんが、いいことが起きるまでに辛いことが100起こる可能性もあります。作品中のダンはまさにそれで、苦しい生活を何年も続けてようやく成功にたどり着きました。この苦しい生活の期間、苦しむのは本人だけです。助けた側は干渉しないことがほとんどです。

僕だって少なからず病気によって人生の計画を変更しなくてはいけなくなってしまっているわけで、もしかしたら治療をせずに死んでしまったケースの方が苦しまなかったかもしれません。今後僕に起こる苦難は僕にしか降りかかることはなく、僕だけが背負って生きていくものです。そう考えると、人に生きることを強制するのは難しいなと思いました。

入院中は名作映画を観て過ごすのが良い

まとめっぽくなりますが、せっかく入院していて時間があるのなら、世間で名作と言われている映画をたくさん観て過ごすのがいいかなと個人的には思いました。教養にもなりますし、入院中という特殊な状況で観た映画は考えることもたくさんあって、普段より実りある時間を過ごせます。

今はDVDを借りずともサブスクで観られる時代なので、その準備をしておくのがいいのかもしれません。

僕の場合は後述するような環境が整っているため、非常に快適に映画鑑賞ができています。特に一人暮らしの方は真似しやすいですし、入院中に限らずかなり生活が便利になるのでぜひ検討してみてください。

病院で映画を観るために準備したほうがいいもの

病院で快適に映画を観るために必要なのは、サブスクモバイルルーターです。

名作映画が見れるオススメのサブスク

Amazonプライムビデオ

フォレスト・ガンプはプライムビデオで視聴することができます。(2019年11月14日現在)

ターミネーターなど人気作品もたくさん揃っているので、トライアルでまずは見てみるのがいいのではないでしょうか?

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Hulu

サブスク動画配信系のサービスでは非常に有名なサービスなので聞いたことがある方も多いと思います。むしろすでに登録しているよ、という人の方が多いかもしれません。

Huluでは国内外問わず幅広いジャンルの映画、アニメ、ドラマなどを視聴することができます。また、最新作が公開される映画があるとその前作や周辺作品の特集を組んでくれているので、最新映画を観るための予習にも使うことができます。

また、不朽の名作と呼ばれる映画もたくさん配信されているので、タイトルを聞いたことがある映画をゆっくりと視聴していくのもオススメですね。

U-NEXT

U-NEXTもたくさんの映画を配信していてオススメです。結構コアな映画もあって、発見が多いなと思いました。また、戦争を描いた作品等も多く、歴史好きの人はまず無料トライアルで内容を確認してみるのもいいかもしれません。作品によって同じ戦争でも切り取る角度やイデオロギーが異なり、誰がどういう思いで作った映画なのか考えながら見るのも楽しいですね。

モバイルルーター

Smafi WiMAX

モバイルルーターについてですが、そもそも一人暮らしの場合、家にネット回線を引くよりも自分で持ち運べるモバイルルーターを契約した方がぶっちぎりで便利です。

最近はカフェなどでは無料でWi-Fiが利用できる店舗も多いですが、フリーWi-Fiは安全面の危険もありますし、なにより繋がりにくいことが多いです。その点モバイルで持っておけば比較的安定して接続できますし、場所を選ばずに動画を視聴したり仕事ができます。

「家で安定してネットが使えればそれでいいんだけど」と思っている方もいるかと思いますが、据え置き型とモバイルの両方を使用したことがある率直な感想としては、両者に通信速度の体感的な違いは全くないです。それなら、スマホの通信料を気にせずに楽しめるようにモバイルルーターを持ち歩いた方が断然効率的ですし、快適です。外で使わないなら家で充電しながらモバイルルーターを使ってれば大丈夫。僕も2年くらいそうやって使っていましたが、特に壊れたりすることもありませんでした。

また、通信料の契約についてですが、普段あまり動画などを見ずにデスク作業をするくらいの利用頻度なら7GBのパッケージでも十分だと思います。しかし、YouTube等をよく視聴する人であればギガ放題プランがいいと思います。価格をとるか楽しさをとるかの問題なのでその辺は個人で考えていただければと思います。ただ、入院中に映画を観るならギガ放題がいいと思います。

ギガ放題プランでも、3日間の合計で10GBを超えると速度制限がかかりますが、体感ではそこまで遅くなる感じはしません。僕の場合は普通に動画も視聴できたので、そこまで強い制限がかかるわけではなさそうです。

僕はギガ放題で契約しているので、入院中もYouTubeを見ながらご飯を食べたり映画をみたり、こうしてブログを書いたりしています。

月々4000円程度でどこでもWi-Fiが使えるのは本当に便利です。僕は入院してない時はガストに充電器ごと持ち込んで、ドリンクバーを飲みながら映画を見たりしていますコスパ最強の趣味ですね。笑

自宅でゲーミングPCを使ってオンライン対戦やりまくりたいんじゃ!みたいな人以外は、WiMAXモバイルルーターを契約した方が絶対にいいと思いますよ。この機会にぜひ。

ほら、入院しても暇しないので。笑

まとめ

フォレスト・ガンプを視聴しての感想といいつつ、最終的に一人暮らしの人に向けてモバイルルーターを強くオススメする内容になってしまいました。笑

フォレスト・ガンプは人によって感じ方や捉え方が様々な映画かと思います。出来過ぎてる感じに嫌気がさす人もいるかもしれません。が、作品中に込められたメッセージを感じ取りつつ、自分の生活に投影してみると色々な発見があると思います。まだ見たことのない人はぜひこの機会に見てみてくださいね。

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【血栓性血小板減少性紫斑病】ADAMTS13について

※本記事は医療情報の提供を目的としたものではなく、TTP患者が医師からの説明を受け、理解したことを書いています。正確な医療情報として知りたい方は以下のページを参照してください。

一般社団法人日本血栓止血学会

ADAMTS13とは何か

血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)を説明する上で不可欠なキーワードがこのADAMTS13という存在です。私自身、TTPを発症してから幾度となく説明を受けてきました。

ADAMTS13の役割についてかなり簡単に説明すると、血小板が血液中で固まりすぎないようにぶった斬ってくれる存在です。こいつが何らかの理由で血液中からいなくなってしまうと、血小板が凝集しすぎてしまい、血栓となってしまいます。そして、血液中の血小板が足りなくなる、といった具合です。

ADAMTS13が減ってしまう原因について

ADAMTS13が減ってしまう原因は、先天性と後天性があるようです。僕は19歳と24歳で発症しているので後天性にあたります。

先天性

先天性の原因は、ADAMTS13遺伝子異常によるADAMTS13欠損症です。つまり、生まれつきADAMTS13が生成されない体質ということです。こちらのケースでは2週間ごとに新鮮凍結血漿の注入をすることでADAMTS13酵素を補充して発症を予防する治療が続くようです。また、程度によっては発作時のみ新鮮凍結血漿の注入を行う方もいらっしゃるようです。

後天性

後天性の原因は、実のところよく分かっていないようです。確かなのは、ADAMTS13インヒビターと呼ばれる自己抗体が体内で生成され、ADAMTS13の活動を阻害することによって発生しているということ。

僕自身もこの説明を受けました。5年前の発症時には、実際にADAMTS13活性の数値も見せていただきましたが、確かに尋常ではなく少なかったです。その点については後述します。

後天性TTPの再発について

後天性TTPは再発リスクがあります。

一度症状がよくなり寛解しても、1年以内に約30%が再発するというデータがあります。

また、ADAMTS13活性が特に少ない患者の場合、難治性であることが多いようです。なかなか良くならない、という他に、再発リスクも通常のTTP患者より高いというデータがあります。

ただし、再発リスクが高いというだけで、死亡率が高くなるなどの変化はないようです。

僕のADAMTS13活性の状態について

ここまで軽く説明してきたADAMTS13ですが、TTPの診断基準として、「ADAMTS13活性が10%未満に著減」していればTTPと確定します。

ADAMTS13活性の基準値は50〜150%であるため、10%未満というのがいかに少ない数値なのか理解していただけると思います。

では、僕が5年前に測定したADAMTS13活性の値はいくつだったかと言いますと、、、

なんと、わずか0.5%です。もはや無に等しいレベルでした。

そりゃ再発リスクも格段に高いよなと今になっては思うのですが、当時は再発しないとしか思っていませんでした。さらに言えば、5年経って再発は絶対にないと思っていました。笑

今回はまだ検査結果が出ていませんが、5年前よりも悪い状態で入院に至っているため、おそらく検査結果も同様に悪いと思われます。

つまり、今回無事に寛解したとしても、これからもこの病気と向き合って生きていく必要があるということです。難病指定の医療費云々やら保険やら考えなくてはいけないことが他の人よりも多いのはちょっと面倒ですが、仕方ないですね。

まあでも、5年経ってしまうと難病指定の継続申請も通るかどうか分かりませんし、その都度考えるでもいいのかな。

ひとまず、今週も安静にしていきたいと思います。

【血栓性血小板減少性紫斑病】カテーテルの付け替え手術失敗

今日は、血漿交換用のカテーテルの付け替え手術を行ったのですが、うまくいきませんでした。理由はいくつか考えられますが、ひとまず経緯をまとめてみます。

カテーテルの付け替えが必要な理由

まずカテーテルの付け替えが必要な理由ですが、現在僕は血漿交換用のカテーテルを右の股関節に挿入しています。なぜ最初ここに挿入したかというと、僕の血小板の数が以上に少なく、首の静脈にカテーテルを挿入するリスクが非常に高かったためです。首には頸動脈が通っており、無理をして出血してしまったらそれだけで命取りになります。そのため、大事をとって股関節あたりに挿入されました。

ただし、股関節は日常生活において非常に動かすことの多い部位で、カテーテルも不具合が生じやすいです。僕は寝たきりの患者ではないので、当然歩いてトイレにも行きますし、座ってご飯を食べます。そのため、血漿交換時に不具合が生じてしまうようになりました。

幸い、血小板の数もある程度まで回復してきているため、今後の治療のことを考慮してより不具合の生じにくい首へとカテーテルを付け替えることになりました。

なぜ首がいいのか

先述のとおり、首には太い血管が通っています。この静脈を用いて血漿交換をすることで効率がよく、治療がスムーズに進みやすくなります。また、股関節のように動かすような場所でもないため、カテーテルの不具合も少ないです。

あと個人的には、看護師さんに股間あたりを見られずに済むことが意外と嬉しいです。さすがに同年代の女性に見られるのは治療中とはいえ恥ずかしくて。。笑

今回うまくいかなかった原因(推測)

さて、今回は上記の理由でカテーテルを首に付け替える手術を行ったのですが、残念ながら上手くいかずに中断になってしまいました。先生がおっしゃっていた理由と、僕の考える理由の2つを書いておきます。

5年前に挿入した部分だから、何か障害があった

5年前にTTPを発症した際にも同じ位置にカテーテルを付け替える手術をしました。この時は一発で上手くいったのですが、もしかしたら前回の位置にしこりのようなものができているのではないか、という見立てです。怪我をした場所が治ってから痕になるように、もしかしたら何か障害になってしまうようなものができてしまっているのかもしれません。

確かに前回の手術痕は残っているので、何かあるかもしれません。仕方ないですね。

単純に僕の首の筋肉が分厚すぎた

Strong male arm shows biceps. Close-up black and white studio photo isolated on white

これは僕の持論です。笑

5年前の手術の時も、先生が苦難するほどに首の筋肉が邪魔をしていました。結構な力で押し込んでようやく手術成功、という感じだったのを覚えています。

僕は筋トレが趣味で、結構ガッチリとした体型をしています。首も普通の人に比べたら筋肉がついているほうなので、今回もそれが原因ではないかと踏んでいます。

先生も「筋肉で完全に隠されているな。。」と言っていたので、上手くいかなかった原因ではあると思います。

まとめ

首にカテーテルを挿入する時は、誰でも痛みを伴います。麻酔をするのでチクチクとした痛みは少ないですが、挿入時に圧迫される痛みは付き物です。

今回上手くいかなかった手術は、一応明日再チャレンジすることになっていますが、もし上手くいかなければ反対側の股関節に挿入することになります。体がどんどん穴だらけになっていきますね。

とはいえ、体調的には問題もなく過ごせているので、引き続きじっくり治療をしていきたいと思います。

【血栓性血小板減少性紫斑病】採血経過報告(11月1日〜7日)

ここ1週間の治療と採血の経過報告です。

20191107採血結果

総評

貧血は順調に回復傾向にありますが、肝心の血小板の数は増えておりません。最初の血漿交換で15万まで増加したのが、半減してしまっています。今度記事にしようと思っているのですが、僕はTTP患者の中でもADAMTS13活性が非常に弱いらしく、再発リスクや治りの遅さにつながっているのではないかと言われています。

前回(5年前)治療時との共通点

5年前の経過と比べて、似ている点がいくつかありました。

回復してから一旦悪化する

5年前は4回目の治療までは順調に回復していて、血小板数が基準値内で安定したタイミングで治療を中断したのですが、その後急激に血小板の数が減ってしまいました。そして、再度血漿交換を行いました。

今回は悪化するスピードが早くて前回よりも不安が大きいですが、回復を信じて気長に治療するしかなさそうです。

貧血は順調に治る

TTPはどちらかというと血小板の数に注目がいきがちですが、個人的に症状として一番辛いのは貧血です。血小板が基準値より少なくても、日常生活でそこまで苦しい思いはしていません。

貧血の症状は皆さんもご存知の通り、日常生活に大きな影響を及ぼします。その中でもレベル高めの辛さなので、貧血が良くなっていけば入院生活も比較的楽に進みます。

最近保険適用になった薬を使った治療も視野に

5年前に入院した時は合計で9回の血漿交換を実施して、なんとか回復することができました。今回もそのくらいはやるのかな〜と思いつつ、先生の話によれば2019年8月に保険適用になった難治性患者用の薬があるとのことでしたので、そちらを使ってみるとのことです。この薬についてもまた記事にできればと思っています。

まとめ

入院中は基本的に寝ているだけの生活なので、体調が悪いと思うことはありません。抗アレルギーの薬によって異常に眠い時がありますが、それ以外はFXをしたりドラクエウォークでレベル上げに邁進したり、普通に過ごしています。こうしてブログを書いたりもできますし、なんなら勤め先の会社の仕事を手伝ったりもしています。

ただ、血漿交換後のアレルギー反応だけは慣れないですね。全身が痒くて大変です。拷問みたい。笑

また何かあれば記事にしていきます。